トートバッグの草木染め―タマネギの皮

 草木染めとは、花、葉、根、茎、樹皮など、植物から抽出した色で染めることです。
化学染料のようなはっきりした色ではなく、淡い、何とも言えない色味になるのが特徴であり、味わいです。
染める元にするのは(これを「染料」といいます)、家庭でも身近なタマネギの“皮”です。
色は山吹色です—とはいえ、色には正解はなく、濃くなったり、薄くなったり、色が決まるのはその時次第。
どんな色に染めたいか、イメ―ジしながら染めていきましょう。
【タマネギの皮】ポリフェノールの一種である「ケルセチン」という成分が含まれ、 抗酸化作用 、花粉症やアレルギーの緩和作用などが期待できるといわれています。