里山の楽しみ方
里山とは、人里のそばにあり、人の生活に結び付いた山や森林、農地などのことです。町居集落の「農家民宿古民家こずえ」では、 家や人が近くにあるという安心感の中で、自然を体感してもらえるよう、ハンモックや薬草採取、秘密基地づくり、テントやピクニックなどの形で裏山を解放し、年間を通じた企画を実施しています。




薪や炭が燃料の中心の時代には、里山に人が出入りすることも多く、燃料を調達するついでに山の手入れがされ、健全な形に維持されていました。現代は、電気もガスも、自動的に供給されるようになったため、里山との関わりが疎遠になりつつあります。里山は、人が手を加えないと、どんどん変容し、次第に荒れていきます。だからこそ、この裏山は人と里山をつなぐきっかけとなる場にしたいと考えています。

